大原野神社の光景


大原野神社

先日、大原野神社を訪れました。普段は静かな神社です。

大原野神社大原野神社は、延暦3(784)年、長岡京遷都に際し、藤原氏の氏神である奈良春日大社の分霊を祀ったのを起源とする神社です。猿沢池を模した「鯉沢池(こいさわのいけ)」があり、社殿の作りも春日大社本殿とほぼ同じ、もちろん神の使いも鹿と、さすがによく似ています。現在は紅葉の名所として有名で、夏には睡蓮、春には珍しい千眼桜も咲きます。

大原野神社 瀬和井の清水鯉沢池には赤いアーチ状の橋がかかり、どことなくモネの絵画「睡蓮」に似た風景。境内は静かで、参道にも時間帯によってはあまり人は見かけません。まだまだ緑が綺麗で、一直線の参道はキラキラと輝いて、和歌にも詠まれた瀬和井(せがい)の清水にも光が差していました。

大原野神社なお、境内は2018年の台風で被害が出ており、寄付も募られています。先日訪れると、その台風で折れてしまった樹齢500年(450年とも)の太いモミの木の、残っていた根元の部分に屋根が掛けられて中が空洞として削られ、その空洞には入れるようになっていました。内部には椅子も置かれています。入り口は狭いですが「木の中に入る」という、なかなかできない体験ができますので、神社に行かれた際にはぜひご覧下さい。

大原野神社

大原野神社

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吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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