京都の神社の丑年の絵馬などの写真を集めてみました。
新年の神社に参拝する楽しみのひとつが絵馬ではないでしょうか。十六社朱印めぐりなどで訪れてきた神社の、丑年の絵馬を掲載します。下鴨神社は例年通りかっこよく、神泉苑は丑の目がとても可愛らしかったです。長岡天満宮では、絵馬が二種類ありました。今宮神社は「草つつみ 疫を慎む」の文言が印象的。護王神社、北野天満宮、八坂神社の絵馬はこれまでにご紹介しました。
吉祥院天満宮では、毎年干支の動物が裃を着て挨拶している人形が登場します。今年もかわいかったです。また黄金の牛の像をくぐり抜けるのもユニークでした。吉祥院天満宮は境内に個性的なものが多く、面白い神社です。
藤森神社では、今年も生きた神馬が登場していました。毎年お正月の恒例で、今年は様々な奉納行事が中止になった中でお正月らしさを感じさせてくれました。餌の人参や草をあげることができ、私も協力させていただきました。上賀茂神社では、牛のシルエットにおみくじを結ぶことができました。
豊国神社では、秀吉風の牛の絵馬が個性的。京都美術工芸大学の生徒さんによって奉納された「赤べこ」は、東北の厄除けの民具で、むかし会津で疫病(疱瘡)が流行った際に身代わりになって病気から守ってくれるとの信仰から、疫病除けのお守りとされたといいます。会津を収めた蒲生氏郷が生活に困窮していた配下の武士に副業として盛んに制作させたとの説もあるそう。蒲生氏郷は秀吉にも仕えたことから、疫病退散の願いを込めて豊国神社に奉納されたとのこと。なんとか、新型コロナウイルスが収まっていってほしいです。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。
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