インクライン下のカキツバタ


カキツバタ

東山にあるインクラインの下にカキツバタ(杜若)が咲いています。

カキツバタインクラインは、かつては舟が行き交った琵琶湖疎水のうち、高低差が36mあるという蹴上と南禅寺舟溜との水の高低差を解消するため、舟をまるごと台車に乗せて安全に上げ下げする傾斜鉄道のことです。現在は稼働していませんが、線路が残り、台車も展示されています。春はソメイヨシノの名所として多くの観光客が訪れる場所ともなっています。

カキツバタその下の部分、南禅寺舟溜に入る部分にカキツバタの花が咲いています。時期的にはカキツバタはそろそろ終盤になりますが、まだ綺麗な花を咲かせていました。カキツバタは同じ株が3回花を咲かせるのが特徴で、その最後の三番花なのかもしれません。アヤメ、カキツバタ、花菖蒲は見分けが難しいといわれますが、水辺に咲くのはカキツバタか花菖蒲で、カキツバタは花の付け根が白かクリーム色、花菖蒲は黄色で見分けがつきます。また、花の時期はカキツバタが5月、花菖蒲は6月に入ってからピークを迎えます。

黄菖蒲カキツバタは目立っていましたが、よく見ると奥の方には黄菖蒲が咲いていました。黄菖蒲は外来種で「要注意外来生物」に指定されていて、各地での増殖が問題になっています。繁殖力が強い分、カキツバタなどの他の種族を駆逐してしまうこともあるそうで、「綺麗」とばかりも言っていられません。この先もうまく共存していってくれたらと願っています。

カキツバタ

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。


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