車折神社のパワースポット 


嵐電と地下鉄のポスターやパンフレットで見かける「パワースポットの旅」。その表紙を飾っているのが車折神社(くるまざきじんじゃ)の清めの社。現在、茅の輪くぐりも行われています。
清めの社は、嵐電(らんでん)の車折神社駅側から入って本殿に向かう途中にあります。うっかりすると見落としてしまうのでご注意ください。本格的な参拝順路としては、1.まず清めの社に参拝し心身を浄化する 2.社務所の受付で「祈念神石」を授かる 3.本殿で願い事を強く念じる、といった流れになります。ちなみに清めの社の山形の砂山は「立砂」と言い、石をモチーフとしています。
祈念神石は願いをかなえるパワーストーンとして知られ、願いがかなった暁にはお礼として、手近な石を一つ拾って奉納します。境内にはその奉納された石もたくさんありますので、ご利益がある証拠と言えるでしょうか。ただし、このお礼の石は参拝者が持ち帰るものではありませんのでご注意ください。祈念神石は受付で500円からで購入できます。

境内には、有名な「芸能神社」もあり、芸能人の名前が連なった朱塗りの玉垣や、シールなどが大量に貼られた社殿が見られます。玉垣は8500円で2年間と比較的お手頃なお値段です。

また、6月中は厄除けの茅の輪くぐりを行っています。茅の輪をくぐって身心を清め、その先にある「人形(ひとがた)」を書くと、「気付かぬうちに身に付いてしまった罪やけがれがことごとく払われ、運気が大いに上昇します。」と、書かれていました。効果のほどは、お試しください。

なお、境内にはお互いに口を開けた特徴的な狛犬や、八百万神社、清少納言霊社など、他にも面白いものが点在していますので、じっくり散策してみるのも面白い場所です。

京都駅からは、地下鉄と嵐電の一日乗車券(1000円)を買って移動されることをお勧めします。車折神社の周辺では鹿王院も、参道が美しく静かにお庭が眺められて、大変おススメです。この時期は沙羅双樹も咲いているそうです。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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