京都の北西、高雄(山城高雄)のバス停を降りてから清滝川沿いに下り、今度は階段を一気に登るとたどり着くのが神護寺です。今でも山の中に立ち、金堂で前身寺院から伝わる国宝の薬師如来像を目の前で拝むことができ、空海や最澄の事跡や和気清麻呂、荒法師・文覚の物語をしのぶことができるお寺です。道中は新緑の輝きが素晴らしいため、気持ちの良い空気を感じながら歩いて行けます。清滝川では、カジカガエルの鳴き声も聞こえてきました。
神護寺では、5月1日~5日に伝・源頼朝像や伝・平重盛像、赤釈迦と呼ばれる釈迦如来像、空海の筆跡で最澄の名もある灌頂歴名など、複数の国宝を含む60数点もの寺宝が公開されます。料金は神護寺の拝観料600円とは別に800円が必要です(虫払いのみ見学も可)が、ガラス越しではなく目の前で見られる大変貴重な機会です。階段を登っていくのはしんどいですが、ぜひ一度はご覧になってみて下さい。楼門に向かって右側の門をくぐると受付があります。
「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ
・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 【受付中!】5月6日(月・祝)13時30分~16時
新緑に包まれる南禅寺の天授庵と金地院!心落ち着く空間へ - 【受付中!】5月14日(火)13時~16時
門跡寺院の妙法院!五月会の特別公開へ! - 【受付中!】5月15日(水)09時30分~12時
御所で眺める優美な「葵祭」 吉村とっておきの見学場所へ - 5月6日(月・祝)恐らく午後 → 行き先未定、5月14日(火)妙法院の小五月会、特別公開、5月15日(水)午前 → 御苑で眺める葵祭の行列(雨天は16日)
- 神戸新聞カルチャーで受付中!
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。