藤森神社 紫陽花まつり 蹴鞠奉納

藤森神社 蹴鞠奉納
藤森神社では紫陽花まつりがあり、17日には蹴鞠が奉納されました。

藤森神社 蹴鞠奉納藤森神社の紫陽花まつりは例年6月に行われています。紫陽花まつりでは、蹴鞠や雅楽、太鼓など日本の伝統的な芸能が奉納されていきます。京都では1月4日に奉納される下鴨神社の蹴鞠はじめが有名で、多くの見物客で賑わいます。他にも、2月11日の上賀茂神社の紀元祭や、4月14日の白峯神宮などでも蹴鞠が奉納されます。

藤森神社 蹴鞠奉納京都各地で蹴鞠を奉納して下さるのは、白峯神宮の蹴鞠(しゅうぎく)保存会の皆様です。週末には白峯神宮で練習に励んでおられる姿もお見かけします。日ごろの練習があってこその見事な足技です。藤森神社の蹴鞠は6月に行われるとあって、晴れれば夏のように暑くなり、一方で梅雨の時期で雨が降るリスクも高く、当日まで天気を気にされるそうです。今年は晴れてくれましたが、蹴鞠の装束は年中変わりませんので、かなり暑いそう。この日も気温が上がりましたが、見事なラリーを見せて頂けました。

藤森神社 藤森太鼓紫陽花まつりでの蹴鞠は、蹴鞠が行われる場所が他の場所より少し狭く、目の前で妙技を見ることができます。その分ボールが飛んできたり、時には蹴る人がすぐそばまで来ることがありますので、カメラマンの方などはすぐに退避できる体制で見学される方がよいでしょう。京都各地で奉納される蹴鞠は一通り見てきましたが、藤森神社の蹴鞠が最も迫力を感じます。鞠は2座(2回)行われますが、見物する人は2回目になればかなり少なくなるのも特徴。じっくりと楽しむことができますので、機会がありましたらご覧ください。また、蹴鞠の後に奉納される藤森太鼓も、非常にレベルの高い太鼓です。ぜひ、こちらもご覧下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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