御香宮神社の菊桃

御香宮神社 菊桃
4月の初めに御香宮神社で菊桃の花が咲いていました。

御香宮神社 菊桃御香宮神社は、伏見の総鎮守として信仰を集める神社です。貞観4(862)年、境内から香りのよい泉が湧き出し、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったと伝わります。豊臣秀吉が伏見城を築城する際には、鬼門除けとして別の場所に位置を移されましたが、徳川家康によって旧地である現在地に戻されています。

御香宮神社 菊桃家康が伏見に滞在中に、のちの徳川御三家の藩祖や千姫が生まれたため、神社は徳川家からも崇敬され、本殿は家康の寄進、拝殿は紀州藩祖・徳川頼宣の寄進、南の表門は水戸藩祖・徳川頼房が伏見城の大手門を移築して寄進したと伝わっています。幕末の鳥羽伏見の戦いでは薩摩藩(新政府軍)の本拠地ともなりました。昭和期には旧伏見奉行所にあった庭石が移され、石庭が再現されており、通常時には拝観することもできます。また、万病に効くという「御香水」は現在も名水として境内に湧き続けています。4月の初めに訪れると本殿の脇に咲く菊桃が綺麗でした。

御香宮神社 菊桃
御香宮神社 菊桃

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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