半木の道の桜並木

半木の道
賀茂川の北大路通から北山通の東側に続く半木の道(なからぎのみち)に、遅咲きの紅しだれ桜が咲いています。

半木の道京都の桜はいよいよ終盤に入ってきました。洛北には遅咲き桜の名所が多く、京都府立植物園やその西の「半木の道」もそのひとつ。上賀茂神社も遅咲きしだれが充実しています。半木(なからぎ)という珍しい名前は、植物園内にある半木神社に由来しています。神社はかつて上流部の西賀茂にありましたが、洪水によって流されて現在地付近に流れ着きました。そこから「流れ木」神社と呼ばれるようになり、なからぎと転じたとされます。

半木の道現在は遅咲きの八重紅しだれ桜の名所として知られ、ちょうど見ごろを迎えています。約800mに渡って続く桜並木は一部でトンネルのようにもなっていて、賀茂川の眺めとあわせて美しい空間となっています。例年は多くの方で賑わいますが、今年は地元の方の散歩コースとなっています。

半木の道
半木の道
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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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