長徳寺のオカメ桜が見頃へ

長徳寺 オカメ桜
今週に入って暖かい日が続き、出町柳にある長徳寺のオカメ桜が見頃に入ってきました。

長徳寺 オカメ桜出町柳駅の南、砂川の三軒寺の一つ、長徳寺の門前にある「オカメ桜」が見ごろを迎えています。かつてこの付近は河原の砂地で、砂川と呼ばれる小河川が流れていました。萩の寺で有名な常林寺、子どもを背負った子育地蔵が微笑ましい正定院、そしてオカメ桜が咲く長徳寺を加えた三つの寺は、砂川のそばにあったお寺として砂川の三軒寺と呼ばれました。現在は砂川も姿を消し、お寺もしっかりとした土地の上に立っています。

長徳寺 オカメ桜オカメ桜は、カンヒガンザクラとマメザクラの交配種で、一般的な桜よりも色が濃いピンクの花びらと、少し小ぶりな花が所せましと咲く様子が魅力。色合いの濃い花を咲かせている光景は離れたところからでもよく目立ち、道行く人を引き寄せています。年々有名になり人気が出ているようにも感じますが、一足早くこれほど可愛らしくて美しい桜が見られるのでしょうから、ファンは増える一方なのかもしれません。

鴨川 いぼ桜長徳寺のオカメ桜と一見同じ桜が、今出川通にかかる賀茂大橋を越えた鴨川対岸の南側に咲いています。こちらは2本の桜が並んで立っていて、簡易のベンチもあり、座って眺めることもできます。桜の名は「いぼ桜(伊保桜)」と呼ばれますが、私には長徳寺の桜との見分けがつきません。恐らく同じ種類でしょう。それぞれ足を延ばしてみてください。

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