東寺の梅と河津桜

東寺 河津桜

東寺の境内に、梅と河津桜が美しく咲いています。

東寺 河津桜今年は昨年に続いて梅の開花が早く、そのまま超早咲きの桜も本格的に開花し始めています。淀の河津桜はずいぶんと有名になりましたが、河津桜は近年、京都各地で見られるようになり、思わぬ場所で目にすることも増えてきました。東寺は、大師堂の北に植わっていますが、一時期工事に伴って見られる範囲が限定されたり、一部の木は伐られたようです。それでも残っている木があり、3日に訪れてみると、ちょうど見ごろでした。

東寺 梅有料拝観エリアではしだれ梅などの梅も見事に咲き誇り、一部河津桜も植わっていて、五重塔との取り合わせも絵になりました。カンヒザクラを片親に持ち、ピンクの濃い河津桜は青空にもよく映えます。一足先に眺める満開の桜は、来たりくる本格的な桜シーズンへと胸を高めてくれました。

東寺 小子房なお、東寺の「小子房」の特別公開が3月に入って始まっています。内部の襖絵は堂本印象43歳の作品。一見植物がメインで描かれている襖絵にも、小さな虫や生き物が繊細に描かれていますので、目を凝らしてみてください。勅使門は、亀岡式を受け継ぐ京都府技師の安間立雄の設計といわれ、近代和風建築がお好きな方は必見。門の装飾は、外部からでもご覧いただけます。

東寺 河津桜

東寺 河津桜

東寺

東寺 梅

東寺 小子房

東寺 小子房

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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