久しぶりに嵐電の妖怪電車に乗ってきました。子どもたちにも人気の電車です。
2007年から始まり、嵐電の夏の風物詩となっている妖怪電車。2013年以来、久しぶりに乗ってきました。今回も早めに行って切符を購入。子ども連れのお母さんたちの列が四条大宮駅には出来ていました。また、妖怪に仮装をした子どももいたり、本格的な仮装をした大人の妖怪も現れたり、四条大宮には妖怪が集まってきます。
乗車料金は、通常通りの220円。子どもは110円で、妖怪姿の方は全員100円となります。妖怪電車は、嵐山発と四条大宮発のみで、途中下車・乗車はできません。電車は嵐山駅発が17時00分、18時30分、20時00分の3本。四条大宮は17時40分、19時10分の2本が出ていますが、17時台の列車だとまだ明るいので、少し遅くはなりますが、完全に暗くなる19時以降の電車の方が、車内の雰囲気はあるように感じます。切符は、各便の出発40分前からの発売となりますのでご注意を。それ以前に買うことはできません。また、出発の5分前には乗車している必要もあります。
出発直前になると本格的な姿の妖怪が乗り込んできます。実は嵯峨美術大学の学生さんたちが中心となって妖怪を演じてくれているそう。さすがのクオリティです。電車が走り出すと、おどろおどろしい音楽も流れ、目隠しで暗くなった車内では妖怪たちが動きまわって、驚かしにかかります。小さな子どもたちにはそれはもう恐怖の時間。「わー!ぎゃー!」という声も聞こえる一方、案外慣れて妖怪と仲良くなる子もいたり、大きな子は妖怪をぜんぜん怖がらなかったりと、いろいろでした。全体的には怖がらない子どもの方が多かったです。
四条大宮から、20分程の阿鼻叫喚(?)の時間を経て、電車は無事に嵐山駅に到着しました。嵐山駅にも妖怪が待ち構えていて、別の車両に乗っていた妖怪も含めて、駅のホームでも写真撮影会のようになります。こちらも泣き出す子や喜んで写真を撮ってもらう子やそれぞれでした。
折り返しの切符も嵐山駅で売っていますので、帰りも乗りたい方は、再度切符を買って帰りも妖怪電車という手もあります(売切れている場合もあります)。また、乗っているお客さんも私のように「帰り」の方が多いようで、「行き」で妖怪に慣れているためか、わりと車内はまったりとしています。子どもたちに人気の妖怪電車。今年は11日~15日まで行われています(台風により中止の可能性もあります)。運行時間などの詳細は嵐電のホームページをご覧下さい。
「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ
・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。