山茶花の咲く神泉苑

神泉苑
神泉苑で山茶花(サザンカ)が綺麗に咲いていました。

神泉苑二条城の南にある神泉苑は、平安時代の天皇のプライベートなお庭として知られます。日照りが続いても水が枯れなかったことから、雨乞いの地や、疫病を鎮めるための祭礼が行われた場所ともなりました。神泉苑の水は二条城が築城された際にお堀の水となり、現在は往時よりは規模が小さくなりましたが、それでも現代人には十分な大きさの水辺が残されて、憩いの場として親しまれています。

神泉苑今の神泉苑は鳥にとっても憩いの場のようで、アヒルが放し飼いで飼われていたり、ハトが多い場所でもあります。ゴイサギの名が生まれた伝承がある地にふさわしく、サギも時々飛んできます。アヒルや鯉のエサが売っていますので、あげるとおこぼれを狙うハトやスズメも寄ってきます。

神泉苑山茶花の花も綺麗で、例年秋から見ごろとなりますが、今年はまだまだ綺麗です。今年は記録的な暖冬の影響か、各地で山茶花が花付きよく綺麗です。神泉苑では様々な種類がある御朱印も人気となっているよう。お近くに行かれる際は訪れてみてください。

散策・講座のお知らせ

散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP