終盤の晴明神社の桔梗

晴明神社
晴明神社では、桔梗(ききょう)の花が終盤を迎えています。

晴明神社西陣にある晴明神社では、境内に美しい桔梗が咲いています。一般的な青い桔梗と、比較的珍しい白い桔梗があり、バランスのよい割合です。秋の七草のひとつにも数えられますが、6月から咲き続け、9月も中旬に入って花は終盤を迎えています。桔梗は晴明神社の紋である五芒星(晴明桔梗紋)と同じ五角形の花として大切にされています。また、古くから日本人に馴染み深い花で、木へんの脇は「更に吉(さらによし)」として特に武士に好まれ、根は薬の材料にも用いられました。

晴明神社境内では手水の中に桔梗の花が見えました。本物かどうかはわかりませんでしたが、水の中に揺らめく様子も素敵です。花はもうしばらく楽しめると思いますので、機会がありましたら訪れてみて下さい。なお、春分の日には晴明祭が行われ、神輿や行列で境内は賑わいます。

晴明神社
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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