先日、京都タワーに登ってきました。東本願寺の修復が終わりつつあり、御影堂門や阿弥陀堂も間近に望むことができます。
京都の絶景スポットと言えば、大文字山や青龍殿もよいですが、やはり京都タワーでしょう。今年は年間パスを買ったこともあり何度も訪れています。京都は建物に制限があって高い建物がないため、京都タワーは地上100mからの360°の大パノラマを望むことができます。さらに展望室の望遠鏡は無料で覗けるため、下界の様子も手に取るように見えます。京都タワーを下から見上げている人は、実は京都タワーから見られています。
北側の眺めでは東本願寺の修復が終わりつつあり、阿弥陀堂や御影堂門が姿を現しています。これまでは覆い屋が目立っていましたがようやく京都らしい光景に戻ってきています。また、東本願寺の飛地境内である渉成園は銀杏の色づきが目にとまりました。一方、西本願寺の方もイチョウが綺麗。イチョウは水分が多く、お堂を守る木として社寺にはよく植わっています。
望遠鏡で清水寺を覗いてみると、意外なほどよく見えます。清水の舞台から手を振ったら判別できるほどであることは、あまり知られていないでしょうか。紅葉の様子もうかがうことができました。秋は木々が色づいてタワーからでも彩りが分かります。そろそろ紅葉は終わりですが、素晴らしい絶景は年中楽しめます。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。