東山の紅葉 11月27日

清水寺
今日は、清水寺や東福寺の最新の紅葉を簡単にご紹介します。

清水寺まずは告知から。30日まで「らくたび」さん主催で、清水寺散策があります(28日は私がご案内します)。開始は、10時~と13時~。1時間半(90分)で、七不思議や普段は行かない裏側まで、じっくりと清水寺をご案内します。参加費は、拝観料込みでなんと「1000円!」当日申し込みもOK。開始時刻までに清水寺の仁王門前にお越しください。赤い旗を持って立っています。

清水寺本日(27日)の清水寺の紅葉は、ピークの後半といったところでしょうか。25日の雨風で、枝の先の方の葉は落ちてはいますが、全体的にはまだまだ見頃です。人出は、平日は満員電車並みの混雑ではありませんので、よいころ合いだと思います。

東福寺東福寺は相変わらずの人出。団体も多いです。団体の有る無しで、その場所の環境が大きく左右されますね。最も混雑する臥雲橋から望んだ通天橋の写真を載せておきます。こちらもまだ見頃といえるでしょう。

東福寺 一華院なお、東福寺には、この時期だけ公開される塔頭がいくつかあります。その一つが一華院です。このお寺には、紅葉はありません。そのかわり、緑が美しい苔のお庭と、温かいお抹茶、何より「静けさ」が待っています。場所は、東福寺で最も混み合う臥雲橋のすぐそば。人の波に疲れてしまった方は、是非、このお寺を訪れてみてください。嘘のように、ゆったりとした時間を過ごせることでしょう。拝観料はお抹茶代を含めて1000円です。このお寺は、また落ち着いたら、ちゃんとブログに書きたいところです。

東福寺 光明院東福寺の塔頭・光明院。こちらは年中拝観できますが、紅葉の時期もたいへんおススメ。座ってじっくりとお庭を眺めることができ、額縁状や丸窓越しの景色も楽しめます。多くの方が憧れる京都は、こうした風景ではないでしょうか。今日(27日)の段階で見頃です。

泉涌寺 今熊野観音寺その他、泉涌寺界隈も見頃で、今熊野観音寺や来迎院など、紅葉が輝いていました。東福寺と比べるとずいぶんと人が少なくなりますので、東福寺駅を降りたら泉涌寺を目指すのもありでしょう。

建仁寺 正伝永源院秋は初公開の建仁寺の塔頭・正伝永源院も紅葉が見頃です。細川護煕氏と狩野山楽の襖絵が隣の部屋で見られるという、なかなかの組み合わせ。如庵の写しの茶室や、東京の有楽町の地名の由来ともなった織田有楽斎の像も見ることができます。公開は12月1日まで、10時半から午後4時で受付終了です。全体的に、まだまだ京都の紅葉は楽しめますが、27日の夜も雨が降って、これからは散り紅葉も美しい晩秋の装いとなってきます。散りゆく紅葉を、どうかお楽しみください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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