南禅寺 三門からの新緑

南禅寺 三門から

先日、南禅寺の三門に上ってきました。

南禅寺 三門先日来ご紹介している南禅寺の風景。五山の上としての格式もさることながら、気軽にいつでも境内を散策でき、美しい新緑に出会える場所でもあります。今回ご紹介する三門は、江戸時代の寛永5(1628)年に藤堂高虎の寄進によって建てられた高さ約22mの門です。大泥棒の石川五右衛門がこの三門の上から春の眺めを見て「絶景かな絶景かな」という場面は歌舞伎でおなじみ。ただし三門ができる前に石川五右衛門は亡くなっていますので史実ではありません。

南禅寺 三門から南禅寺の三門の上からは、新緑に包まれる境内が一望でき、いにしえの時代から変わっていないかのような景色を目にすることが出来ます。景色は写真撮影がOKなのも嬉しいところです。柔らかい緑の輝きは格別で、上から眺めるという普段とは違う視点も新鮮です。もちろん秋の紅葉も三門からの眺めは抜群ですが、秋は混雑が激しい場合があるためご注意を。三門からの天授庵の眺めは、三島由紀夫の金閣寺の場面を思わせます。現在は緊急事態宣言のため三門に上ることが出来なくなっていますが、また上れるようになりましたら、ぜひご覧いただきたい光景です。

南禅寺 三門から

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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