18日の京都の雪、午後に世界遺産の高山寺まで足を延ばしてきました。
京都の雪景色は珍しいため、雪の日は各地を走り回っていますが。18日の午後はバスに乗って高山寺まで足を延ばしてきました。市バスでは行けないため、30分に1本のJR西日本バスに乗って栂ノ尾（とがのお）で下車します。平日の雪の日とあって、高山寺には私しか訪れておらず、見事な雪景色を静かに眺めることができました。
国宝の石水院では、善財童子像が置かれている様子が印象的。ここからの風景が高山寺を代表する眺めと行っても過言ではありません。まさに京都本に載っているのと同じような雪の日の光景を眺めることができました。この日は吹雪いている時間もあったためか、石水院は障子戸が閉まっていました。お寺からは「ご自由に開けてください」とのことでしたので、障子を開けて奥の山の風景を眺めさせていただきました。とても贅沢な時間でした。
高山寺の境内も一面の雪景色。時折差す日差しに木々が輝いてたいへん幻想的でした。市街地とは違って雪の量が多く、午後でも十分に楽しむことができました。高山寺の素晴らしい雪の日の風景は写真でお楽しみください。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥（よしむら しんや）
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。