槙尾 西明寺の紅葉

西明寺の紅葉
14日に、三尾の一つ槙尾(まきのお)にある、西明寺を訪れました。境内は今、美しい紅葉に彩られています。

西明寺の紅葉11月も半ばを過ぎ、いよいよ市街地でも紅葉が本格的に色づきつつあります。一方、神護寺や西明寺など山沿いの社寺では今が見頃となっています。また、天龍寺でも今日から公式発表のステータスが「見頃」になったそうです。月曜日から再び寒い日が続きますので、市街地も来週末からは多くの場所で見ごろとなって来るでしょう。

西明寺の紅葉14日に、神護寺、西明寺、高山寺と訪れてきました。神護寺はライトアップも眺めてきましたので、近日中にご紹介予定です。他にも11月前半に見てきた面白い行事など、じっくりブログも書きたいですが、なかなかこの時期は難しいですね(笑)京都旅屋でも紅葉の散策を実施していきますので、ご予定の合う方は是非、ご参加ください。

西明寺の紅葉さて、今回は西明寺の紅葉です。西明寺は、高雄(高尾)・栂尾(とがのお)と並ぶ、槇尾のお寺です。それぞれ距離が近く、一日で回ることもできます。ただ、紅葉シーズンは混雑するため、自家用車は駐車場の確保が難しく、バスで向かう方がよいでしょう。西明寺は、神護寺と高山寺との間にあります。

西明寺の紅葉お寺へは、清滝川にかかる指月橋を渡っていきますが、この橋の周りも紅葉が彩って大変絵になります。写真好きの方は、この橋に人がいなくなる隙を狙って美しい写真を撮ろうとされていますね。紅葉シーズンは人が多いため、風景のみの写真を撮るには、運や忍耐が必要かもしれませんね。

西明寺の紅葉境内も美しい紅葉に包まれています。猛暑の影響も懸念されましたが、11月も中旬から寒くなってきたこともあり、色づきは悪くないと思います。やはり光を浴びて輝くと、よりいっそう綺麗に見えますね。橋の辺りとはまた違った趣も感じます。

西明寺の紅葉西明寺の本堂は、5代将軍綱吉の母・桂昌院の寄進によって再建されました。本尊は釈迦如来で、釈迦の生前の姿を写したという清凉寺式の釈迦如来です。本堂にも参拝をして、紅葉を楽しんで行って下さい。客殿ではお抹茶を頂くこともできますよ。

西明寺の紅葉境内は灯籠が多く、落ち着いた雰囲気があります。晩秋に賑わう紅葉の名所・西明寺。神護寺や世界遺産の高山寺と比べると知名度は低いかもしれませんが、紅葉は一級品ですので、是非あわせて訪れてみて下さい。なお、今回の写真は色彩を強調したものを多用しています。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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