愛宕古道街道灯し 2019年

愛宕古道街道灯し 2019年
嵯峨野の清凉寺前から愛宕神社の一の鳥居にかけて、25日まで愛宕古道街道灯しが行われています。

愛宕古道街道灯し 2019年愛宕古道街道灯しは「あたご ふるみち かいどう とぼし」と読みます。普通に読めば「あたご こどう かいどうともし」と読めそうです。地元の方々や小中学校、高校、嵯峨美術大学の学生によって作られた行灯が並ぶこの行事は1996年に始まり、化野(あだしの)念仏寺の千灯供養に向かう人々を迎える、毎年の恒例行事となっています。千灯供養は24日で終わりますが、近年の愛宕古道街道灯しは25日まで行われています。

愛宕古道街道灯し 2019年約800基ほどの行灯が家々の前に並び、たいへん幻想的。ひとつひとつを眺めながら、ゆっくりと時間をかけて歩くとよさそうです。特に奥嵯峨のエリアまで来ると、国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっている昔ながらの風情ある街並みに灯る行灯が、たいへん綺麗です。化野念仏寺よりも奥まで続いていますので、お時間の許す方は最後の一の鳥居まで行ってみて下さい。基本1時間に1本ですが、鳥居本のバス停から帰る手もあります。

愛宕古道街道灯し 2019年今年のテーマは「アクアリウム」とのことで、行灯をよく見ると、魚や海の生き物がデザインされています。どれもとっても可愛らしく、写真を撮りながら歩いているとなかなか進みません。行灯を水槽にも見立てたような、とてもよいアイデアだと思いました。行灯は形も大きさも、描かれている絵も様々。大文字などの送り火を描いたものや京都の風景を描いた行灯も多く見かけました。25日は千灯供養は行われていませんが、お時間のある方は行灯を見に足を延ばしていただくのもおすすめです。なお、意図的に人が写っていない写真を載せていますが、実際には結構な人が歩いていました。盛況で何よりです。詳細はホームページでご確認下さい。

愛宕古道街道灯し 2019年
愛宕古道街道灯し 2019年
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「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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