大覚寺 観月の夕べ 2019年

大覚寺 観月の夕べ
中秋の名月だった13日夜に、大覚寺観月の夕べを訪れてきました。

大覚寺 観月の夕べ今年は9月13日となった「中秋の名月」。大覚寺では13日~15日に「観月の夕べ」が行われました。昨年は台風の被害によって中止となりましたので、2年ぶりの開催です。何より人気なのは大沢池に浮かぶ龍頭(りゅうとう)・鷁首(げきしゅ)の舟で、見事な名月を静かに楽しむことができます。ただ舟券は15時頃からの販売開始の前から行列ができ、入手が大変です。この日も17時頃には売り切れたようでした。

大覚寺 観月の夕べ舟券は17時~20時までの1時間単位で乗船時間を選ぶ形式。17時台は明るいため、暗くなってくるのは18時台以降です。また、自身の予定のみならず「月の出」の時間を把握しておくとよいでしょう。この時期は、1日違えば月の出は30分ほど遅くなります。一般的には月が出る時間帯、それも月の昇り始めの時間帯のほうが見やすいです。ただ、舟に並ぶ人数も多いため、ちょうどよいタイミングで舟に乗れるとも限りませんし、雲の状態もあります。舟から月を眺めることができたらラッキーくらいに思っておくほうが良いでしょう。時間のみならず、精神的にも十分な余裕を持って挑戦して下さい。できれば一人よりも二人以上で行く方が、話し相手もいてよいのではと思います。

大覚寺 観月の夕べ今年は大沢池の特設舞台で法要が執り行われ、幻想的な雰囲気の中で読経が響きました。また、境内に奥には模擬店が多数出ており、軽食や甘味、お土産も買うことができます。席数も多く、舟券を買うために早く訪れた方も、ゆっくりと待つことができます。肝心の今年の月は、残念ながら私が大覚寺にいた時間帯は、チラッと見えたのみでした。残念です。また機会を得て訪れたいと思いました。

大覚寺 観月の夕べ
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大覚寺 観月の夕べ

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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