法金剛院 蓮の早朝拝観


で知られる法金剛院の早朝拝観(観蓮会)へと行ってきました。見事な蓮の花が境内を彩っています。

京都の蓮の寺で名前が挙がるのは法金剛院。関西花の寺として、桜やアジサイ、秋には嵯峨菊なども見られるお寺で、池を埋める蓮や鉢植えの蓮もやはり見事です。蓮の花は朝のうちに開花し、午後には閉じてしまうため毎年この時期に早朝拝観が行われています。

蓮は泥の中から美しい花を咲かせるため、泥を煩悩にまみれる俗世に見立てて、仏の悟りや智恵・慈悲を表す花としてお寺ではよく見られます。仏像でも如来や菩薩は蓮華座に乗っていることが多く、観音菩薩像はよく蓮華の花を持ち、聖観音菩薩像では蕾の蓮を開かせようとしている姿も見られます。蓮の花は極楽浄土に咲き乱れるとも考えられ、お互いが死後に極楽浄土で同じ蓮華の花の上に生まれるという考え方から、運命を共にする意味の「一蓮托生」という言葉も生まれました。

さて、本格的に暑くなる前の早朝の法金剛院は、やはり清々しい空気に包まれています。蓮の花も池は葉が多いものの鉢植えはなかなかの咲き具合。ゆっくりじっくりと蓮の花を楽しんでご参拝されるとよいでしょう。早朝拝観は今年は8月5日まで。今週いっぱいですので、まだ見られていない方はお早めに。京都では他にも大覚寺の大沢池、勧修寺、龍安寺、万福寺、三室戸寺など蓮の名所がたくさんあります。南禅寺の駐車場や、東本願寺の南のお堀は穴場です。まだまだ見頃のところも多いので、是非足を運んでみて下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。


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