天龍寺の除夜の鐘


天龍寺 除夜の鐘

大晦日から元日にかけて撞かれる除夜の鐘。今シーズンは、嵐山界隈を巡ってきました。まずは天龍寺です。

知恩院 除夜の鐘京都には除夜の鐘をつけるお寺が多くあります。特定のお寺へのこだわりがあればそちらでよいのですが、特にない場合はどこで撞こうか迷ってしまう程です。撞けはしませんが、京都の除夜の鐘で一番人気なのは知恩院です。ただ、私は多くのお客様から「知恩院に行きたい」と言われても、正直なところあまりおススメはしていません。冬の寒さの中、1時間単位の待ち時間に加えて、その混雑ぶりは都会の満員電車並み。激しい圧力に悲鳴と怒号が飛び交い、新年を前に嫌な思い出で一年を終える方も多いと思います。女性は痴漢にも要警戒です。他に「もっと除夜の鐘を楽しめる場所がある」というのが、個人的な思いです。

八坂神社 をけら詣り余談を書きましたが、除夜の鐘は全体的に東山が人気です。八坂神社のをけら詣りもあり、有名なお寺も多いためでしょう。ただ、整理券が必要な所が多いため、事前に情報を確認して整理券を入手して下さい。ただ、早い場所では12月に入ってからすぐ整理券の配布が始まりますし、当日配布では、配布の2時間ほど前に行った方がよい場所もあるなど、難易度は高めの場所が多いです。かたや嵐山の除夜の鐘は「通」向けでしょう。人はいますが、大覚寺を除けば静かに鐘を撞いて年越しを迎えられます。

天龍寺 除夜の鐘今回は、天龍寺の除夜の鐘を撞くために並んでみました。天龍寺は、整理券が必要で、今回は私も初めてでしたので、23時前に到着して整理券待ちの列に並びました。天龍寺は、1グループで1回撞くことになります。私のように1人で行けば1人で1回ですし、カップル行けば2人で1回。4人家族で行けば4人で1回です。整理券の配布は23時半からで、この頃には長い列が延びていました。さすがに嵐山で一番人気を誇るお寺です。私で12番目で、配布時刻までに並んでいれば数は足りていたようですが、できれば23時過ぎには列に並んでいる方が撞くまでの時間も含めて、トータルでは待ち時間が短いかもしれません。

天龍寺 除夜の鐘鐘の撞き始めは23時45分から。10組づつ、鐘楼へと案内されていきます。天龍寺の鐘楼は、庭園入口の反対側(北側)で、普段は入れない場所だったと思います。そして最初の鐘の音が「ゴーン」と響き渡りました。個人的には好みの音色です。遠くからは常寂光寺や二尊院の鐘の音色も聞こえて来ました。私の番も順調に回ってきて、日付が変わる前に鐘を撞かせて頂きました。1・2・3のタイミングで撞木を引いて鐘を撞きます。お寺の方が1組づつ教えて下さるので、自分たちのタイミングで撞くことができると思います。

方広寺 除夜の鐘今回は、そのまま鐘の様子を眺めて、年越しを迎えました。ちょうど霰(あられ)が激しく降っている中での年越しとなりました。個人的には、2011年は方広寺、2012年は永観堂、2013年は妙顕寺、2014年は天龍寺と、京都の除夜の鐘で年を越すのは4年連続です。新しく始まる一年を思いながら、鐘の音を聞きました。さて、この後は常寂光寺、二尊院、大覚寺と除夜の鐘を巡ってきました。そちらの様子は、次回以降でご紹介します。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。


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