城南宮の紅葉

城南宮 12月3日
京都の紅葉は終盤を迎えていますが、3日に訪れた城南宮の紅葉がとても綺麗でした。

城南宮 12月3日城南宮は、平安遷都の折、国土の安泰と都の守護を願って創建された神社で、ご祭神は国常立神(くにのとこたちのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)です。方除けや建築守護の神様としても信仰を集めています。この時期は七五三の参拝の方が何組もおられました。

城南宮 12月3日城南宮の神苑(600円)は楽水苑と呼ばれ、源氏物語に登場するほとんど全ての草木花が総勢100種以上も植えられていることから「源氏物語 花の庭」とも称されているお庭です。春先には神苑の一つ「春の庭」に見事なしだれ梅が咲き誇り、桜と見まごうような春爛漫の風景を見せてくれます。他にも「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」と、雰囲気の異なる様々な顔を持つ見ごたえのあるお庭。作庭したのは、昭和の小堀遠州とも言われる中根金作で、京都では妙心寺の退蔵院や三室戸寺、全国的には島根県・足立美術館のお庭が知られています。

城南宮 12月3日3日に訪れた時は、平安の庭の池の水辺を彩るカエデの美しさが抜群でした。訪れる人が声を上げるほどの美しさです。よいタイミングで訪れることができました。さらに進んだ桃山の庭の奥には茶席も設けられており、紅葉を眺めながらお抹茶をいただけます(別途300円)。この時期の城南宮は空いていておすすめでした。

城南宮 12月3日
城南宮 12月3日
城南宮 12月3日
城南宮 12月3日
城南宮 12月3日

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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