大御堂観音寺の睡蓮


大御堂観音寺

京田辺市の大御堂観音寺の池に睡蓮が咲いています。

大御堂観音寺京都市から南へと行った京田辺市にあるのが大御堂観音寺です。日本に7体しかない国宝の十一面観音菩薩像が伝わる寺として知られ、仏像ファンの間では有名なお寺です。寺は天武天皇の勅願によって創建された普賢寺を前身とします。普賢寺は壮大な伽藍を持っていましたが、平安時代以後に度重なる火災で焼失し、そのたびに復興されてきました。しかし室町時代の1437年の火災で諸堂13、僧坊20余りを数えた建物のほとんどが失われ、大御堂だけが再建されて現在に至っています。

大御堂観音寺堂内に安置されている十一面観音立像は、奈良時代中期の天平仏で、744年に普賢寺の本尊として祀られた仏様です。京都では貴重な平安時代以前の木芯乾漆造の仏像で、南山城では蟹満寺の仏像など、奈良の文化圏に属する古い仏像が残されているお寺もあります。有料拝観では、この十一面観音菩薩像を目の間で拝ませていただくことができます。優美な仏様の姿に手を合わせ、心静かに向かい合うことができるでしょう。ご住職様のお話も詳しく、丁寧に解説をしてくださいます。

大御堂観音寺観音寺は春は桜や菜の花、秋は紅葉も綺麗ですが、本堂の前の池には、この時期睡蓮が咲いています。夏の時期に咲く花としてお寺にもふさわしいですね。大御堂観音寺へは自家用車がおすすめですが、JR・近鉄「三山木」駅から歩いても行けなくはない距離ではあります(2.6㎞程)。機会がありましたら足を延ばしてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。


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