伏見稲荷大社 本宮祭

伏見稲荷大社 本宮祭
先日、ご案内で伏見稲荷大社の本宮祭(もとみやさい)を訪れてきました。灯りに包まれた境内は、とても幻想的な光景です。

伏見稲荷大社 本宮祭稲荷の神を祀るお社は全国に3万とも4万ともいわれ、個人の邸宅内にあるものを含めればさらに多いともいわれます。その総本宮が伏見稲荷大社です。御祭神、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)は穀物の神で、五穀豊穣の神とされ、そこから商売繁盛の神へと信仰が発展していきます。現在でも関西で最も初詣で賑わう神社として、正月三が日での参拝者は約270万人を数えます。

伏見稲荷大社 本宮祭本宮祭(もとみやさい)は、全国の稲荷の崇敬者が、本宮である伏見稲荷に参拝をして御神恩に感謝する祭事で、境内に多数の提灯や灯篭に灯りをともす「万灯神事」で知られます。伏見稲荷といえば鳥居や社殿の鮮やかな朱色ですが、提灯も赤色で灯りのともった境内はまさに幻想的という言葉がぴったりです。

伏見稲荷大社 本宮祭伏見稲荷の代名詞ともいえるのが千本鳥居。こちらにも提灯の明かりがともり、まさに映画かドラマのように異世界へと道が続いているかのようでした。境内参道脇、参集殿前の駐車場では、太鼓の奉納や本宮踊りが行われます。楼門前もたいへん美しく、人出は海外の方を含めて多いものの、訪れる価値のある光景ではないでしょうか。今年の本宮祭は終了しましたが、来年以降機会がありましたら訪れてみて下さい。

伏見稲荷大社 本宮祭
伏見稲荷大社 本宮祭
伏見稲荷大社 本宮祭

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

散策・講座のお知らせ

散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP