9月30日まで、叡山電車の鞍馬駅を中心に「悠久の風~南部風鈴によせて~」が開催されています。
京都の夏は暑いですが、叡山電車に乗って貴船の川床へと足を延ばすのもおすすめ。現在、叡電では「悠久の風~南部風鈴によせて~」が開催されており、終点の鞍馬駅では190個の風鈴が飾られて澄んだ音が響いています。また、鞍馬駅の待合室に鉄道や自然をテーマにした絵本のほか、岩手県・京都洛北をはじめとした観光・文化・物語等の書籍・コミック、約150冊を設置されており、避暑もかねて時間を過ごせます。
面白いと思ったのが「うちわ型1日乗車券」。自ら風を起こして涼めたり、風鈴に風を送って鳴らすことができます。料金は通常の1日乗車券と同じ(1000円)というのも嬉しいですね。さらに、風鈴電車「悠久の風」号も運転されており、随所に涼を感じられる工夫がなされています。この夏は貴船のみならず、鞍馬まで足を延ばしていただくのもおすすめです。
なお、鞍馬駅前の天狗像は冬の大雪で鼻が折れてしまっていましたが、無事に復活しています(鼻はワイヤーで支えられていますが)。鞍馬では天狗は護法魔王尊の姿として信仰対象にもなっており、手を合わせる方もお見掛けします。天狗像は昨年までは傷みも目立っていましたが、色が改めて塗りなおされたようで、結果的には美しい姿が戻りました。ぜひその姿もご覧ください。
未公開の京都写真・京都の天気の解説など、京都情報を発信するFacebookグループ運営中!
- Facebookのグループ機能を利用したページ内で、ブログでは未公開の写真や動画、私が眺めている日々の京都の風景や行事、天気の解説などを月額680円で公開中。詳細やお申込みはこちらから。運営をされているシナプスさん経由のお申込みとなります。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 7月9日(日)【ことぶらさんで受付中!】
どこに行くか分からない100%アドリブガイド!ルーレットを回して京都の碁盤の目を練り歩きましょう! - 7月12日(水)【受付中!】
【祇園祭】静かに鉾を見学できる夜 12日の宵山へ - 7月14日(金)【受付中!】
【祇園祭】前祭の山鉾散策!個性的な山鉾の見どころ解説 - 7月21日(金)、22日(土)【受付中!】
【祇園祭】個性的な「後祭」の山鉾を歩く!
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。