鞍馬駅の「悠久の風」

鞍馬駅 風鈴
9月30日まで、叡山電車の鞍馬駅を中心に「悠久の風~南部風鈴によせて~」が開催されています。

鞍馬駅京都の夏は暑いですが、叡山電車に乗って貴船の川床へと足を延ばすのもおすすめ。現在、叡電では「悠久の風~南部風鈴によせて~」が開催されており、終点の鞍馬駅では190個の風鈴が飾られて澄んだ音が響いています。近年は毎年行われている恒例の行事。また、鞍馬駅の待合室に鉄道や自然をテーマにした絵本のほか、岩手県・京都洛北をはじめとした観光・文化・物語等の書籍・コミック、約200冊が設置されており、避暑もかねて時間を過ごせます。

叡電 うちわ型1日乗車券面白いのが「うちわ型1日乗車券」。自ら風を起こして涼めたり、風鈴に風を送って鳴らすことができます。料金は通常の1日乗車券と同じ(1000円)というのも嬉しいですね。さらに、風鈴電車「悠久の風」号も運転されており、随所に涼を感じられる工夫がなされています。この車両は、東日本大震災による被害を乗り越え2019年3月23日に「リアス線」として全線開通した岩手県の三陸鉄道株式会社と連携した車両で、現在運行中の「三陸鉄道カラー車両」を風鈴電車としたもの。三陸鉄道でも駅への南部風鈴の飾り付けや車両へのヘッドマーク掲出の取り組みが行われているそうです。

鞍馬駅 風鈴また、鞍馬駅では南部風鈴の販売も行われており、売り上げの一部を三陸鉄道へ寄付されています。フォトコンテストも行われていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。この夏は貴船のみならず、鞍馬まで足を延ばしていただくのもおすすめです。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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