岩倉実相院の床もみじが見ごろ


岩倉実相院

岩倉にある実相院を訪れてきました。床もみじが見ごろを迎え、多くの方で賑わっていました。

岩倉実相院岩倉実相院は、鎌倉時代に創建された門跡寺院で、大宮御所の一部を下賜された客殿には貴重な襖絵も残されています。また、春から秋にかけては、ピカピカに磨かれた床に、外の楓の色が輪郭をぼかしながら映りこむ「床みどり」が美しく、秋にカエデが紅葉すれば「床もみじ」と呼ばれます。床みどりはエメラルドグリーンで非常に見事。晩秋の床もみじは、真っ赤に燃える赤色が人々の目を楽しませてくれます。また、雪の積もった日には「雪化床(ゆきげしょう)」と呼ばれる、床に雪の白が移りこむ光景も運が良ければ見ることができます。残念ながら写真撮影は禁止ですが、29日の段階では「床もみじ」が見ごろで素晴らしかったです。

岩倉実相院実相院の枯山水のお庭は、「こころのお庭プロジェクト」として市民が参加して、お庭の整備が行われました。石庭の改修は、明治期の作庭家7代目小川治兵衞直系の小川勝章さんが協力し、市民はアドバイスを受けながら苔を張り付けて行くなどをしたとのこと。庭は、海や雲に見立てた石庭に大きな波を配し、日本列島をコケで表しています。

岩倉実相院実相院は檀家がなく、単立寺院となっているため、宗派からの援助もないそうです。客殿の維持管理や修復は、基本的に拝観料によって賄われています。貴重な建物や絵画も傷みが進んでいるところもあり、実相院では寄付も募っておられます。実相院は、地下鉄の国際会館駅からバスで行けば目の前で、比較的行きやすいですので、是非、積極的に足を運んでみて下さい。

岩倉実相院

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。


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