三明院 夕日に染まる紅葉


夕暮れの三明院

22日に、上高野にある三明院の紅葉を訪れました。ちょうど日が沈む間際で、境内が真っ赤に染まっていました。

夕暮れの三明院京都に詳しい方でも、三明院をご存じの方は多くはないのではと思います。京都検定のテキストにも出ていなければ、ガイドブックに載っているところを見たこともありません。場所は、蓮華寺と三宅八幡宮の間にあります。岩倉へ向かう道からも多宝塔が美しく見えるのですが、普通に行ってはたどり着けないお寺です。

夕暮れの三明院私が初めて三明院と出会ったのは学生時代のこと。正面から近づくと近そうに見えるのに、道に段差があってお寺にはいけず、当時は道に迷いながら何とかたどり着きました。今はスマートフォンやカーナビなどで簡単に地図が見られるので、迷うことは少ないかもしれませんね。最も簡単な道順は、三宅八幡宮の鳩の狛犬から水車の方を目指し、そのまま真っすぐ進んで下さい。程なく、紅葉に彩られたお寺が突然現れます。なお、写真は22日のものですので、現在は既に散っている可能性が高いです。

三明院 多宝塔からの眺め三明院は真言宗のお寺で、ご本尊は弘法大師像。元は山形県にあったそうですが、1907年(明治40年)に上高野出身の佐竹信光和尚が再建しました。シンボルの多宝塔は昭和36年に完成し、古いものではありません。しかしその分、一層目に上がることもできて見事な眺望が楽しめます。この日は、沈みゆく美しい太陽を眺めることができました。

夕暮れの三明院ほぼ真横から差す光は、空気の層を通り抜ける間に赤の光が強くなり、紅葉をさらに赤く染めました。非常に感動的な光景で、夢中で写真を撮りました。紅葉の風景は一期一会だと思いますが、大変よいころ合いに訪れました。やがて光が差さなくなった境内、僅かの時間に様々な変化を見せてくれた夕暮れのひと時でした。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。


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