雨に濡れる京都御苑のバッタが原

京都御苑 バッタが原
先日、雨の日に京都御苑に訪れました。緑の中に草が茂る様子は大都会のど真ん中とは思えないほどでした。

京都御苑 バッタが原京都御苑は南北1.3㎞、東西700mもの広大な敷地を持つ国民公園です。江戸時代までは約130件ほどの公家の邸宅が立ち並んだ公家町でしたが、明治天皇が東京へと移られると公家たちも移り、公家町の跡地が公園として整備されました。現在は約5万本の樹木が植わる、市民いこいの場として親しまれています。

京都御苑 バッタが原さて、実は先日京都迎賓館の試験公開に訪れるために迎賓館を目指していると、あまり手が加えられていないような草が生い茂る場所に出逢いました。実は私が目にしたのは、「バッタが原」と呼ばれる場所。この迎賓館の周りは、他にも「母と子の森」や「コオロギの里」といった名前で、自然豊かな空間が造られています。バッタが原も、人の手が加わる前の風景といっても過言ではないような眺めが広がり、文字通りバッタがいそう。京都迎賓館も今後は正式に一般公開されてくると思いますが、ぜひその周りの自然あふれる空間にも足を延ばしていただければと思います。まるで深い自然の中にいるような気持ちになれるでしょう。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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