京都では超早咲きの河津桜が開花し始めました。東寺ではすでに3分程度まで咲き進んでいる木もあります。
いよいよ京都の桜シーズンが始まってきました。先日、私が毎年定点観測している一条戻り橋の河津桜が開花しているのを見つけました、昨年とほぼ同様のペースか若干早い印象も受けます。その年初めての桜というのはやはり感動的。これから4月下旬の八重桜まで、京都は次々に桜の便りが届いて行きますが、その最初の一歩です。河津桜に続いては他の超早咲きの桜がゆっくりと開花してきて、本格的に桜が咲き始める3月20日過ぎにかけ、一足早く目を楽しませてくれるでしょう。
同じ河津桜でも一条戻り橋よりも早く咲くのが、東寺の大師堂北にある河津桜。恐らく日当たりの違いによるものだと推察します。こちらは4日の時点ですでに3分咲き程度まで咲いてきていました。東寺の境内では有料拝観のエリアにも河津桜が植えられており、例年3月20日前後に見ごろを迎えます。濃いピンクの河津桜は京都でも各地に植えられています。特に淀水路や東寺が綺麗ですので、今年も機会があれば満開の頃に足を延ばしてみたいと思います。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥（よしむら しんや）
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。