賑わう北野天満宮

北野天満宮
先日もご紹介した北野天満宮。本日(31日)訪れると、さらに多くの方で賑わっていました。

北野天満宮北野天満宮は菅原道真を祭神とし、特に学問の神として崇敬されています。まさに今は受験シーズンとあって、今日の境内は想像以上の賑わいでした。昨年から本殿には複数の鈴が付けられるようになり、これまでのように真ん中の鈴を鳴らそうと1列で長く伸びるのではなく混雑が分散化されています。

北野天満宮そして境内では梅の開花も進んできています。紅梅にはミツバチが舞っている姿も目にしました。例年は2月も下旬に入ってから見かける気がしますが、今年は春の気配が早く訪れています。芳しい梅の香りに境内を訪れる人たちの表情もほころんでいます。まだまだ本格的な開花はこれからですが、寒い時期に春を感じられるのもよいものですね。

北野天満宮31日は天満書の展示の最終日とあって親御さんが子どもさんの書を持ち帰っている姿も目にしました。天満書は、1月2日~4日の3日間、書にも優れていたとされる道真公にちなみ境内で書き初めをして奉納する行事で、作品は31日まで廻廊及び絵馬所に展示されます。年齢によって書く文字の難易度が変わっていくのも面白かと思います。

北野天満宮1月23日からは宝物館で「宝刀展」も始まりました。源氏に代々受け継がれた名刀の「髭切(鬼切丸)」が展示されています。最近は、刀剣乱舞なるゲームが流行り、刀を擬人化したイケメンのパネルが北野天満宮にも登場しています。京都各地でも貴重な刀剣の展示が行われ、大覚寺でも膝丸が公開されるなど、刀剣ファンは嬉しい機会ではないでしょうか。北野天満宮に訪れる際にはご覧になってみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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