猛烈な暑さの祇園祭

函谷鉾
今年の祇園祭は連日の猛暑に見舞われます。水分・塩分を摂っていただき、熱中症に厳重に警戒をしてください。

綾傘鉾14日の京都は「38.5℃」を記録し、岐阜県の多治見に次いで全国2位となりました。京都のこの気温は、1881年の統計開始以来、7月としては歴代1位の高温です。14日から宵山が始まっていますので、すなわち「過去138年間で最も暑い宵山」でした。明日15日も猛烈な暑さとなります。熱中症に厳重に警戒をしてください。水分だけでなく、塩分をとっていただくことが大切です。14日夕方段階の予想では、15日も38℃となっており、週間予報でも16日~20日も36℃~37℃という、非常に厳しい高温予想が並んでいます。その後も暑さが続く恐れがあり、まさに熱波で、しかも長丁場となりそうです。

船鉾祇園祭が佳境に入る、宵山から山鉾巡行の時期と重なるため、関係者の皆様や観光で来られる方も十分に注意をしてください。日が陰ってからも、京都は気温が下がりにくく、夜でも安心はできません。人混みの熱気もありますので、宵山の夜も気は抜けません。十分にお気を付けください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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