各地で人気の河津桜。京都でも見られる場所があり、早い場所では見ごろに入ってきています。
静岡県の伊豆半島が原産の河津桜は、花が大きいオオシマザクラと、超早咲きで色が濃いカンヒザクラの交配種のため、花が大きくて、色が濃く、超早咲きという、それぞれの長所を受け継いだ桜です。まだ発見されてから60年ほどですが、その華やかさと一足早く春を告げるところから、京都でも近年各地で植えられ、目にする機会も増えてきました。
先日(3日)、東寺の大師堂の北の河津桜を訪ねてみると5分咲きほどまで咲いてきていました。十分に見ごろで今年初めて眺める美しい桜の風情は心を和ませてくれました。今週はさらに咲き進んでくるでしょう。河津桜は一条戻り橋や三条大橋のたもと、車折神社や三十三間堂など、所々に植えられています。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。