京都市役所のブルーライトアップ

京都市役所 ブルーライトアップ
11月14日の世界糖尿病デーにあわせ、京都市役所などが青色にライトアップされました。

京都市役所 ブルーライトアップ糖尿病はいまや世界中で10秒に1人が命を落とすと言われるほど患者数が増え、今後も増加が見込まれています。日本でも予備軍を含めるとなんと人口の1割を超え、40歳以上では3人に1人も存在しているとのこと。糖尿病はその自覚症状に乏しいことから、疑いがありながら治療を受けないことも多いそうです。そのため、国連も「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を可決して、啓発の目的で11月14日に世界中でブルーライトアップが行われます。なお、ブルーは国連や空を表す色だそうです。

京都市役所 ブルーライトアップ過去のブログでは、京都タワーや東寺、清水寺が青色にライトアップされた様子をご紹介しましたが、今年は京都市役所のブルーライトアップを見てきました。市役所では建物の中央の塔の部分だけが青くなっていて、なかなか斬新でした。普段と違う色の時はこうして目を引きますので、どんな理由でその色になっているかを調べるなどで、啓発になっているのでしょう。

京都市役所 ブルーライトアップ京都と糖尿病といえば、藤原道長を思い出します。貴族の頂点を極めた道長は糖尿病で亡くなったとされ、藤原実資(さねすけ)の日記・小右記には、道長の病状について「のどが乾いて、水を多量に飲む」、「体が痩せて、体力がなくなった」、「背中に腫れ物ができた」、「目が見えなくなった」という糖尿病に伴うと思しき症状が記載されています。日々の食べ物に困る人々がいた時代でも、さすがに栄華を極めた道長は贅沢なものを食べていたのでしょう。さて、様々にいつもと違う京都を見せてくれたブルーライトアップ。改めて、食に恵まれた現代を思い、一方で健康の大切さを感じるのでした。

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