高瀬川一之船入の雪景色

高瀬川一之船入

25日の雪の日、高瀬川一之船入を訪れてみました。

高瀬川一之船入高瀬川は江戸時代の初めの1614年に豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)によって、二条の一之船入から伏見まで10km余りにわたって掘られた運河です。総工費は当時のお金で7万5千両、今の価値で約150億円と言われています。もとは方広寺の大仏殿の資材を運搬するために鴨川内に掘られましたが、鴨川は土砂を流す力が強くてすぐに埋まってしまうため、別に川が掘られました。江戸時代から近代にかけて、高瀬川は京都の街中と大阪を結ぶ運河として重要な役割を果たし、欠かせない存在でした。

高瀬川一之船入高瀬川で利用された船は底が浅く平らな高瀬舟。実は高瀬川オリジナルではなく、岡山県の和気川で使われていた舟にルーツを持ち、急流に強く、底の浅い川でも使うことが出来る舟です。現在は、一之船入に再現された高瀬舟があり、2013年に3代目の舟が新調されました。また、保津川下りでは実際に高瀬舟に乗って川下りをすることができます。

高瀬川一之船入雪の日の光景は初めて眺めました。もちろん川の姿や周辺の様子は往時とは違いますが、かつてもこうした雪の日に舟が運行したこともあったのでしょう。上流へは人が引っ張る必要があるため、雪の日はさぞ重労働だったと思います。かつての一之船入の賑わいも、少し感じさせてくれる場所です。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。


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