歴史を語る発掘資料が並ぶ「京都市考古資料館」


京都市考古資料館

西陣にある京都市考古資料館では、京都市の発掘に伴って出土した貴重な遺物を無料で見学することができます。

京都市考古資料館京都市考古資料館は、財団法人京都市埋蔵文化財研究所が発掘・調査をしてきた貴重な遺物を展示公開する施設です。具体的には、平安京の発掘調査遺物が特に貴重で、豊楽殿(ぶらくでん)の緑釉瓦や、鳥が刻まれた鴟尾(しび)の一部などは、往時の壮麗な様子を思わせてくれます。墨書人面土器や人物埴輪など個性的な遺物もあり、しかも写真撮影がOKなものがほとんどというのも特徴です。最近は、洛西竹林公園に展示されていた、烏丸線工事の際に出土した石仏のうち「清明」の文字が刻まれた石仏が考古資料館に移されて展示されています。

京都市考古資料館京都は平安時代以前にも歴史があり、石器時代から江戸時代に至るまで様々な遺跡や遺物があります。こうした普段はなかなか目にする機会のないものを無料で見ることができる場所があるというのは、大変貴重ではないでしょうか。場所は今出川大宮の西側で大きく「西陣」と刻まれた三宅安兵衛遺志碑の石碑が目印です。

京都市考古資料館なお、6月23日までは1階で「京都の飛鳥・白鳳寺院 -平安京以前の北山背-」と題された特別展が行われており、京都市近郊の古代寺院の瓦などの遺物が展示され、復元想像図や発掘の図面などが展示されています。古代寺院に特化した展覧会は資料館でも初開催とのこと。興味深い展示でしたので、興味のある方は足を延ばしてみてください。京都市考古資料館は、古(いにしえ)のロマンを感じる場所としてもおすすめです。資料館は月曜休みです。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。


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