後祭の宵山 2019年

北観音山
祇園祭は、23日にかけて後祭(あとまつり)の宵山が行われています。

役行者山21日~23日に祇園祭の後祭の宵山が行われています。10基の山鉾が駒形提灯を灯して懸想品やご神体を飾っています。後祭の宵山は夜店が出ないため、純粋な山鉾の風情を楽しむことができます。人出も前祭に比べれば少なく、比較的ゆったりと歩けておすすめです。ぜひ、足を延ばしてみてください。

大船鉾2014年に復興した大船鉾は500円で搭乗することができます。今年は大金幣が乗る年です。復興してから今年で6年めとあってすっかり存在が定着してきました。まだまだ復興途中でもありますので授与品の売り上げも今後に生かされます。今年は高欄が全て朱塗りになりました。また別途、ご神体人形の鹿島明神、住吉明神、安曇磯良(あずみのいそら)の像が祀られていました。鹿島明神は今年が初お目見えでしょう。神功皇后像は鉾への搭乗で入れる会所内にお祀りされています。

鷹山そして今年も休み山の鷹山の宵山が行われています。正式に2022年の復興が決まり、今年は唐櫃でいよいよ巡行に復帰。あと3年で山の雄姿も見られます。いまから非常に楽しみです。お囃子も連日音色を響かせています。宵山では、粽や可愛い犬のおみくじの授与などが行われています。年々認知度も上がり、多くの方が訪れているのが印象的でした。ぜひ鷹山にも足を延ばしてみてください。皆さんの支援が復興へと近づけます。

大船鉾
浄妙山
橋弁慶山
役行者山
八幡山
黒主山

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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