雪の京都の風景、社寺は各地で眺めてきましたが一度見てみたかったのが京都タワーからの眺めです。15日の大雪の際にタワーに昇ってみました。同じような思いの方も多くいたようで、展望室はかなり賑わっていました。訪れたのは昼過ぎでしたが、10年に1度レベルの大雪とあって、まだ家々の屋根には雪が残り、イメージ通りの風景を眺めることができました。
雪の東山を眺めながらふと思い出したのが、与謝蕪村の「夜色楼台図」。雪の積もる東山の夜景を描いたともされる有名な絵です(実景ではないとも)。現代京都は都市ですが、雪が積もった背の低い家々が折り重なるように、ビルの間に覗く様子は印象的でした。やがて雲が晴れて雄大な比叡山が姿を現してきました。雪の比叡山は普段よりも存在感が増して感じます。雪が止んだよい時に訪れることができました。
360度の眺望がある京都タワーからは、東西の本願寺に積もった雪の様子や、JRの線路を進む列車の様子、遠方の社寺の様子など、望遠鏡を覗きながら楽しむことができました。雪の日の京都タワーもおすすめです。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。