ガイドが魅力!夜の京都水族館


先日、夜の京都水族館へと行く機会がありました。年間パスを持っている会員限定の公開ですが、これはかなりお勧めです!

京都水族館は昨年の3月14日にオープンしました。私も、いつか子どもに自慢をするためにオープン初日に列に並んで行ってきました(笑)水族館は当初に比べればずいぶん落ち着きましたが、地元の子どもたちを中心に笑顔の多いスポットとなっています。最近は、夜の特別営業を年間パスポート会員限定で行われています。週末限定で各日1500名、日付を指定しての事前申込制で、私も先日抽選に当たり、行くことができました。

さて、夜の水族館ということで、眠っている魚や生き物が見られるのですが、ペンギンがウトウトしているのが一番かわいかったです。他にも寝ていたのはカエルやヘビ、アザラシも水上に浮いて眠そうにしていました。最後に動画もありますよ。一方、オットセイはいつもは食事の時間だそうで、「ごはんを食べさせて!」と言わんばかりに、大きな叫び声をあげていました。夜間営業の時は、食事の時間を遅くして、我慢してもらっているそうです。また、オットセイは毎日このプールに「出勤」をしているそう。水族館があるのは梅小路公園で、夜にオットセイの叫び声が聞こえてしまうと、人の叫び声とかん違いして通りかかる人が驚くためとのことでした(こうして普段とは違う姿が見られるのは嬉しいのですが、寝ている生き物や、残業中のオットセイには申し訳なかったですね)。

実は、以上の話を飼育員さんが、もっと面白おかしく説明してくれました。夜の京都水族館の一番の魅力は、こうした飼育員さんからの詳しいガイドにあるといっても過言ではありません!普段のお昼間は解説は無く、自分たちで見るだけですが、やはりガイドがあるとたいへん面白いです。京都の街もガイドのあるなしで楽しみが大きく違いますので、どこでも同じですね。水族館のガイドは、イルカやアザラシ、ペンギンなどの各スポットで、時間を区切って行われています。全部を聞きたいという方は、夜間営業の始まる午後6時過ぎには入館している方がよいでしょう。

飼育員さんからの説明の後には、質問コーナーもあります。子どもたちを中心に、「イルカはウンチはどうしているの?」とか「どうしてサメは、水槽にいる他の魚を食べないの?」など、鋭い質問が飛んでいました。ガイドの時間帯以外にも、飼育員さんはタスキをかけて水槽の前に居てくれますので、その時に裏話を聞くこともできます。いずれも、日々魚や動物に接している飼育員さんならではというお話ばかりで、水族館が何倍も楽しく感じられるでしょう。大水槽の餌やりと楽しい説明の一部は、動画がありますので、ご覧になってみて下さい。

夜の水族館営業は2月も行われています。事前の応募制ですので、年間パスをお持ちの方は是非、応募して行ってみて下さい。飼育員さんの話を聞けば、さらに水族館が楽しなりますし、夜の生き物たちは昼とは違う表情を見せてくれます。なお、イルカのショーはありませんので、その点ご了承ください。なお、現在はペンギンの赤ちゃんがお昼間も公開されています。とっても可愛いので、お見逃しなく。また、イルカやペンギンのゾーンは外と気温が変わりませんので、温かい服装でお出かけ下さい。


ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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