高台寺の夜間拝観

高台寺の夜間拝観
高台寺では12月9日まで夜間拝観が行われています。

高台寺の夜間拝観清水寺と並んで東山で高い人気を誇るのが高台寺です。豊臣秀吉の妻・高台院ねねゆかりの寺院で、境内の霊屋(おたまや)に、ねねは眠っています。豊臣家ゆかりの品々や個性的な茶室がある一方、方丈前の庭園は夜間公開に合わせて庭園のテーマが変わり、訪れる人々に毎回新しさを提供してくれます。

高台寺の夜間拝観この秋のテーマは「生と死~求めるものは外ではなく内にあり」で、庫裏や利生堂など、境内の建物もにもプロジェクションマッピングが投影されて、花火や龍が舞う場面が映ります。こちらは賑やかな「娑婆(しゃば)の世界」を表現してるのだとか。一方、拝観受付を進んだ先では、建物や竹林の照明を点滅するなどして光の明暗を変化させることで「生死、仏」の世界をイメージし、「死」「静」「安心」を感じてもらい、「生きるとは何か」を参拝者に問うコンセプトだそう。方丈前の庭園にはハスが投影されて穏やかな音楽が流れ、これまで行われてきたものに比べるとしっとりとした雰囲気でご覧いただけるでしょう。

高台寺の夜間拝観臥龍池(がりょうち)には1本すでに赤く染まったカエデの木もあり、まだ緑の木々とともに池に映り込む様子が綺麗です。竹林なども明暗が変化をして幻想的でした。11月下旬の本格的な紅葉シーズンは大変な混雑となる高台寺ですが、まだ今は空いていますので、足元には十分にお気を付けいただきながら、境内を散策してみてください。

高台寺の夜間拝観
高台寺の夜間拝観
高台寺の夜間拝観
高台寺の夜間拝観

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・別途不定休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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