清水寺で恒例の今年の漢字が発表されました。今年の漢字は「税」でした。
この時期の全国的な注目といえば「今年の漢字」。日本漢字能力検定協会の主催で全国から応募され選ばれ、毎年清水寺にて発表されています。昨年は発表の現場に立ち会って来ましたが、基本的に報道陣のみしか見られません。12時から15時半までは清水の舞台からの眺めを楽しむことができず、奥の院からも本堂を望むことができなくなるという、現地の観光客にとっては何とも残念なイベントでもあります。
例年であれば当日も漢字が書かれたパネルは見ることができないのですが、2014年は「今年の漢字」が始まって20年という節目の年にあたり「経堂」で過去の字も全て展示されており、今年は早速16時から「税」の漢字が展示されました。私もすぐさま足を延ばしてきました。今年は2位を比較的に引き離して「税」が選ばれ、やはり消費増税のインパクトが強かったようです。
ちなみに2位は「熱」で、ソチオリンピックの熱戦やデング熱がイメージされたよう。3位は「嘘」、以下、「災」「雪」「泣」「噴」「増」「偽」「妖」と、あまりよいイメージではない字が並んでいます。皆さんが思った漢字は入っていたでしょうか。今年の漢字は26日までは「経堂」で過去の漢字とあわせて展示されていますので、お見逃しなく。写真撮影は「税」のみOKです。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。