岡崎・あかりとアートのプロムナード


30日まで平安神宮のある岡崎一帯で「岡崎・あかりとアートのプロムナード」が行われていました。

このイベントは今年初めて実施されるもので、京都岡崎魅力づくり推進協議会が主催して行われました。昼間とは異なる夜の魅力を提案しようと、アートなライトアップや夜21時までの美術館などの公開など、芸術文化施設が集まる岡崎地区ならではの取り組みです。

平安神宮の大鳥居や応天門がライトアップされたり、京都市美術館の外観が芸術的な映像で照らされるなど美しい光景が広がりました。昨日は雨でしたが、それはそれでライトアップされた大鳥居は幻想的で存在感が増しているようでした。京都市美術館の映像は次々と変化していきます。やはりアートですので斬新な造形が描かれ、傘を差しながら見入っている方も多くいました。

ライトアップされた応天門は、かがり火で照らされた平安京の夜の雰囲気はこのようであったのかと思わせるほど、えも言われぬ空気感がありました。雨で人はまばらだったのもそう感じさせたのかもしれません。

他には「みやこめっせ」が緑や青で照らされたり、京都会館が赤く照らされたり、京都造形芸術大学の学生が制作した作品も置かれていました。来年以降も行われるかはまだ分かりませんが、この先の秋の風物詩として定着していくとよいですね。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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