見ごろを迎えた建仁寺の牡丹

建仁寺の牡丹
建仁寺で牡丹の花が見ごろを迎えています。

建仁寺の牡丹今日(23日)の京都は、気持ちのよい晴れの天気となりました。春の移動性高気圧は、今回のように日本付近で発達することがあり、この先、26日頃までは晴れの天気が続きそうです。気温も25℃前後と、一足先の初夏の陽気となりそうです。反動で、その先は天気が崩れるタイミングになりそうですので、27日以降にお出かけの予定がある方は予報にご注意ください。変わりやすい不安定な天気となりそうです。

ラブラブの鳩建仁寺の境内で、ラブラブの鳩を見かけました。まるでキスをしているかのようなこの仕草は本当に求愛行動だそう。鳩は、一夫一婦制の鳥で、生涯相手を変えることはないとも聞きます。いやはや、独身の身から見ると、鳩にも負けているような気がしますね(苦笑)さて話題を変えましょう。京都は八重桜も終盤で、日に日に新緑が美しく、藤やツツジなどの初夏の花が綺麗になってきています。

建仁寺の牡丹東山では、建仁寺法堂周りの牡丹が見事に咲いています。牡丹は唐の時代には「花の王」とも称され、古くから人気を集めた花です。「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」でも知られるように、美人の代名詞、あるいは座って見るのが美しい花としても知られます。禅寺といえば、白黒のイメージが強い場所ですが、こうして華やかな花に包まれているのもよいものですね。

建仁寺の牡丹華やかな牡丹ですが、直射日光には弱く、建仁寺でも日なたの花は萎れ気味でした。実際そんな美人もいそうですが、大きくて見ごたえのある花は今まさに見頃です。お近くに行かれた際は、是非、建仁寺の境内にも入ってみて下さい。なお、東京国立博物館では「栄西と建仁寺」の特別展が開催されています。今年は栄西禅師の800年遠忌で、建仁寺は話題の場所の一つです。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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