紅葉ピークの清水寺


先日、紅葉最盛期の清水寺に昼と夜訪れてきました。

京都の紅葉は後半から終盤へと移り変わりつつあります。今シーズンは平年より寒い日が多く、紅葉も長持ちすることなく、雨を境にどんどん散っています。多くの場所で今週末までで紅葉が終わってしまいそうです。清水寺もお客様の情報によると、今日の時点で最盛期は過ぎつつあるようです。今後も各地の美しい紅葉を紹介するブログを書く予定ですが、既に写真と大きく異なっている点をご留意ください。

清水寺は、観光都市京都の中でも最も多くの観光客を集めるお寺。その数は年間500万人にも及びます。京都の年間観光客の10分の1を一つのお寺が占めているのです。この数は他の京都でも有名な社寺と比べてもずば抜けていて、スポットとして抽象的な嵐山を除くと、次点の金閣寺とは倍近い差があります。当然ながら紅葉シーズンの3連休ともなればたいへんな混雑となりますが、今年はその期間が紅葉の最盛期と重なりました。

紅葉は色付き始めから散り紅葉まで美しく、同じ場所でも木によって進みが異なるので全体的な見頃自体は長いのですが、一つの木で見ると、本当に赤く真っ赤に色づく最盛期の期間は3日ほどしかありません。この日(24日)の清水寺はまさにこの最盛期に当たりました。ちょうど日が傾いて西日が照らし、標高の高い清水寺は非常に美しい時間帯でした。とはいっても、ゆったりのんびりと眺められないのも清水寺の宿命。周りは身動きも難しいほどの大混雑で、その隙をついたまさに一瞬でこの写真を撮って来ました。

この日は日中があまりに綺麗だったので、夜間拝観にも行ってみました。ご覧の通りの美しさでしたが、昼間をしのぐ凄まじい混雑ぶりです。この風景を撮るのも忍耐を要しました(笑)京都には数百の紅葉スポットがあり、中には混雑とは無縁で非常に素晴らしい紅葉を眺められ場所もありますが、清水寺や東福寺といった王道も紅葉自体はやはり美しいですね。

これで混雑がなければ最高です。実は清水寺には混雑を回避して紅葉を楽しめる「秘策」があります。なんと清水寺には京都の拝観寺院では最も早い「午前6時」から入ることが出来ます。朝6時台に行くと、紅葉シーズンでも人影のほとんど無い境内をゆったりと散策できますので、機会があれば試してみて下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。


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