泉涌寺・雲龍院の丸窓


雲龍院 4月3日

泉涌寺・雲龍院では、丸窓越しにハナカイドウが覗いています。

雲龍院 4月3日桜は終盤に入ってきた京都。連日の暑さで一気に散り、ソメイヨシノは桜吹雪から散り果てとなって来ています。遅咲きのしだれ桜に続いて、仁和寺の御室桜も4月3日朝に満開となりました。御室桜は例年満開が3日間程度しかなく、6日後半には雨が降る予報のため、そこを乗り切れない可能性があります。できるだけ、4日・5日の間に足を延ばしてみてください。

雲龍院 4月3日さて、泉涌寺の雲龍院は、北朝ゆかりの寺院として、当時の後光厳天皇・後円融天皇の木像が伝わり、江戸時代初めの天皇で、修学院離宮を造営したことで知られる後水尾天皇が寄進した写経机が伝わるなど、ツウ好みのお寺かもしれません。写経場の本堂(龍華殿)は、建物こそ変われど、後円融天皇も写経をしていたとされる道場です。このような由緒から、静かに写経に来られる方もおられる場所です。また、足を踏み出した「走り大黒」も名高く、インドでマハーカーラと呼ばれた面影を残す、恐ろしい表情をした古い時代の大黒天像です。

雲龍院 4月3日境内の風景は素晴らしく、部屋ごとに異なる窓から覗く景色で目を楽しませてくれます。色紙のような四角い窓からの光景は、他ではお目にかかれない珍しい眺めです。「悟りの窓」と呼ばれる丸窓もあり、今はハナカイドウやツツジの花が早くも咲いて、彩りを見せていました。梅の老木の枝ぶりも見事です。四季折々に印象を変えるところが魅力的です。しだれ桜も多少あり、新緑やツツジも日に日に目に鮮やかになってきますので、泉涌寺まで行かれる際には足を延ばしてみてください。

雲龍院 4月3日

雲龍院 4月3日

雲龍院 4月3日

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。


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