円山公園のしだれ桜

円山公園 3月28日

京都屈指の桜名所・円山公園の桜が見頃に入り、多くの花見客で賑わっています。

円山公園 3月28日ソメイヨシノは28日に満開宣言が出されました。各地で大変素晴らしい光景が広がっています。気温も大幅に高いため、この先も日に日に桜は進んでいきます。晴れも続いてお花見日和が続きますが(暑いくらいですが)、見頃の時期も短くなりそうですので、お早めにお出かけください。

円山公園 3月28日円山公園のソメイヨシノは満開で、28日夜も多くの花見客で賑わっていました。円山公園の花見はゴザの貸し出し制で楽しむことができます。園内中央にそびえる立派なしだれ桜は「祇園しだれ桜」と呼ばれる京都を代表する桜の木で、正確には「一重白彼岸枝垂桜」といいます。初代は江戸時代から祇園社の坊舎・宝寿院にあった名木であった。

円山公園 3月28日しかし明治の初めに、神仏判然令からの廃仏毀釈で寺がなくなり、桜の木も印鑑の材料とするために伐採の危機に瀕しました。その際に、実業家の明石博高(ひろあきら)が五両で買い取り、生きながらえたという逸話があります。明治から昭和初期にかけて、円山公園のシンボルとして親しまれましたが、昭和22年に樹齢220年で枯死してしまいました。

円山公園 3月28日現在の木は昭和24年に植えられた2代目です。戦後を象徴するように、徐々に立派な木へと成長して、新たに京都を代表する桜となりました。一時期、樹勢が衰えましたが、近年は再び美しい光景を見せてくれています。2代目の桜の周りには、別のしだれ桜の小木が植えられましたが、種類が違って例年は開花時期がずれるのですが、28日の時点では両方とも見頃で大変素晴らしかったです。深夜1時までライトアップが行われていますので、会社帰りでもご覧いただけます。これも京都を代表する桜名所ならではの配慮なのかもしれませんね。見事な円山公園の桜、東山散策の際は、是非訪れてみて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。


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