二条大橋北側の飛び石

二条大橋北側の飛び石からの眺め
先日、二条大橋北側の鴨川の飛び石を渡ってきました。

二条大橋北側の飛び石からの眺め京都の鴨川には、川を渡る飛び石がある場所が何カ所かあり、特に出町柳の飛び石が知られていますが、鴨川で最も南にある飛び石が、二条大橋の北側にあります。道は夷川通に対応しており、かつてこの場所には「夷川橋」が架かっていました。「近代京都オーバーレイマップ」を見ると、大正元年の地図から昭和28年の地図まで橋が確認できます。他のホームページでは昭和10年の大洪水や昭和25年のジェーン台風で流されたとの記述がありますが、地図を見る限り少なくとも昭和28年までは存在していたようです。

二条大橋北側の飛び石からの眺め橋がいつ失われたかは、ネットで簡単に調べただけではわかりませんでしたので今後の宿題にするとして、現在は橋はなく、飛び石がその名残を伝えています。飛び石の間隔はそこそこあるので、子どもは全力でジャンプをしながら渡っていきます。また、中には千鳥の形をした石や舟の形の石もあります。ただ、舟の形の石は飛び石から少し離れているので、水の中に入らないと乗るのは難しいでしょう。流されないよう、足元には十分にご注意ください。飛び石の上は鴨川を身近に感じられて、ちょっとした非日常の気分を味わえるでしょう。あえて渡ってみるのもおすすめです。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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