福知山ドッコイセまつり 市民総踊り

福知山ドッコイセまつり 市民総踊り
京都府北部の福知山市で、25日夜に福知山ドッコイセまつりの市民総踊りがありました。

福知山ドッコイセまつり 市民総踊り先日もご紹介をした、福知山の夏祭りが「福知山ドッコイセまつり」です。福知山音頭を中心とした行事で、地元では強い人気があります。福知山音頭は、明智光秀が福知山城の修復工事を行った際、人夫が工事用の石材や木材の運搬に際し「どっこいせ」と掛け声を上げながら作業を行ったことが起源とされ、「どっこいせ~、どっこいせ~」の掛け声が印象的な踊りです。冒頭に出てくる「明智光秀 丹波をひろめ ひろめ丹波の福知山」という一節をはじめ、その歌詞は福知山や丹波の歴史文化を知る上でも大切です。

福知山ドッコイセまつり 福知山淑徳高校 和太鼓部前回は14日のオープニングの場面を広小路で見てきましたが、今回は最終日25日の市民総踊りの場面を見に行ってみました。市民総踊りは福知山駅前で行われるため、私のように遠方からの方でも迷うことはないでしょう。訪れたころには、ちょうど福知山淑徳高校の和太鼓部による迫力ある演奏が行われていました。

福知山ドッコイセまつり 市民総踊り和太鼓の演奏に続いて、市民総踊りが始まります。多くの連が参加して大きな輪を作って踊っていきます。覚えやすいテンポで、ひたすら繰り返される福知山音頭。曲は1種類ながら、その歌詞は豊富で福知山への愛があふれる内容です。歌声や演奏は生演奏で、尺八など和楽器の音色も心に響きます。

福知山ドッコイセまつり 市民総踊りだれでも参加ができる「にわか連」もあり、その場で踊りに加わる方もたくさんおられます。皆さん笑顔で楽しそうで、出入りをしながら踊り続けていました。中には踊りをレクチャーしながら踊る方もいたりと、老若男女を問わず地元で愛されている踊りだと感じます。前回と今回とで、福知山音頭にすっかり魅了されました。また機会があれば、足を延ばしてみたいと思います。


福知山ドッコイセまつり 市民総踊り
福知山ドッコイセまつり 市民総踊り
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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