最も朝が早い6日間


もうすぐ夏至。実は11日からの6日間が最も「日の出」が早くなる時期です。夏至の日は最も「昼の時間が長い」一日。日の出が最も早くなる時期や日の入りが最も遅くなる時期は、夏至の日とは限りません。
今年の夏至は6月22日です。しかし、日の出が最も早いのは6月11日から16日にかけての6日間で、京都の日の出は午前4時42分となります。反対に日の入が最も遅いのは、6月23日から7月6日にかけて。なんと2週間もずっと19時15分のままです。日の出と日の入りの秒単位のバランスで、今年は6月22日が夏至となりました。
日の出や日の入りの時間の変化は、年中均等ではなく偏りがあります。2週間も同じ時刻の時期もあれば、日に日に時間が変わっていく時期もあるのは、純粋に不思議なものですね。季節の移り変わりも時代の移り変わりも、均等ではないのが自然と言うものなのでしょうか。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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